まいど、ガレージブランドを買い出してから金銭感覚がとち狂ってきているナカやん(logfarm111 logfarm111)です。
ここでは5月のGWに出撃してきた、滋賀県にある深山キャンプ場(しんざんキャンプ場)について紹介していきたいと思います。
- サイトの様子や設営時の注意点
- 共用設備(炊事場・トイレなど)の様子
- アーリーやレイトの料金や時間
- 薪・炭の販売
- 近くの温泉やスーパー(買い出し)について など・・・
深山キャンプ場は公式サイトが全く充実しておらず(料金表すら無いw)、行くまでどんな感じなのか分からない人も多いと思います。
そのおかげもあってか(!?)、3月末にも関わらずGWのキャンプの予約(5サイト分)が取れました^^
ナカやん
深山キャンプ場の良い点・イマイチな点
まず初めてに深山キャンプ場のポイントをピックアップして紹介します!
- 山と川に挟まれた自然豊かなサイト
- チェックイン・アウト時間が比較的ユルい
- 予約が取りやすい(現状では)
- 1区画は小さめ(解決策アリ)
- トイレは和式+簡易洋式でそこまで綺麗ではない
- ゴミは全て持ち帰り
【良い点】山と川に挟まれた自然豊かなサイト
深山キャンプ場は三方が山林&前が川という、キャンプ場としては最高に近い立地。
周りが木々で囲まれていて、自然の雄大さが感じられるキャンプ場です。
サイトからは車が通る道を挟むため、川側にテントを張らないと川は見づらいですが(立てば見えます)、それでも川の音と漂うマイナスイオンで十分に癒されますよ^^
なおサイトの奥の方に川へ降りるための石段があり、夏は川遊びを楽しむことができますよ。
行った時は5月だったので川で泳いだりはできませんでしたが、釣りを楽しんでいる子供たちがいました^^
【良い点】チェックイン・アウト時間が比較的ユルい
8月の繁忙期は別ですが、チェックイン・アウトの時間が比較的ユルく、ガチガチに設定されているわけではありません。
キャンプに行った時は朝9時から入ることができました。アウト時間も一応14時となっていますが、混み具合などによってはもう少しゆっくりできそう。
後でも紹介していますが、1泊4,000円と決して安くはない料金設定であるものの、アーリーやレイトの追加料金もコミ込みと考えると高くもないのかなと感じます。
【良い点】予約が取りやすい(現状では)
冒頭で書いたとおり3月末の時点でGWの予約:5サイト分を取ることができました(※実際に利用したのは1サイトキャンセルをして4サイト分)最近はキャンプブームということもあり、人気キャンプ場の週末利用は予約開始後、数分で枠が埋まってしまうことも珍しくありません。
GWなどの連休なら尚更ですよね。
管理人さんいわく、8月のお盆休みシーズン以外はそこまで混まないということだったので、穴場のキャンプ場だと思います。
ナカやん
【イマイチな点】1区画は小さめ(解決策アリ)
最近の高規格キャンプ場とは違い、深山キャンプ場の区画サイトはそこまで大きいわけではありません。
広さのイメージ的にはランドロックなどの2ルームだと車を横に付けてギリギリ何とかぐらい(サイトによっては無理)
ランドロック+タープとかは1サイトだと厳しいと思います。
アメニティドームとかでもタープと併せて張ると、車の横付けが厳しい感じですね。
一部大きいサイトもありますが、大きい石があったり木が生えていたり、いびつな形をしていて使いづらかったりします。
そんな場合は深山キャンプ場の駐車場(無料)を利用させてもらいましょう。
写真奥の車が停まっている芝生エリア(石段の上の部分)が広大な駐車場になっているので、設営後は車をそちらに移動させておけばOKです。
【イマイチな点】トイレは和式+簡易洋式でそこまで綺麗ではない
深山キャンプ場のトイレは男女共同で小便器2台・大便器2台(和式・簡易洋式が1台ずつ)となっていますが、ぶっちゃけそこまで綺麗ではありません。
めちゃくちゃ汚いわけではありませんが、簡易洋式トイレはちょっと使うのをためらうレベルかなと・・・
空いているなら個人的には和式トイレを使いたいと感じました^^;
【イマイチな点】ゴミは全て持ち帰り
深山キャンプ場にはゴミ捨て場がありません。燃えるゴミや缶瓶ペットボトルなどは全て持ち帰りになります。
深山キャンプ場自体、昔ながらのキャンプ場という感じなので、このあたりは想像どおりですね^^
深山キャンプ場のサイト・設備紹介
場所(アクセス)
深山キャンプ場は大阪方面から八日市インターを降りてから下道で30分ほど。大阪からトータル2時間弱で到着します。
キャンプ場に近づくにつれて緑豊かになっていきますが、ゴリゴリの曲がりくねった山道ではないので、車酔いに関してはそこまで心配ないかと。
ちなみに深山キャンプ場に到着するまでに、黄和田キャンプ場や松原キャンプ場などへの入り口があるので、間違った所に来たと感じるかもしれませんが問題ナシです。合ってます^^
ポイントとしては写真の看板を見逃さないことですね。
Googleマップで検索すると上記のような青ルートを案内されますが、実際は赤線のルートが正しい道。
橋を渡ってから、深山キャンプ場の看板を目印にして、右の別れ道(下り坂)へと進みます。右手に川が見えてきたら深山キャンプ場に到着です!
全体MAP
深山キャンプ場には全体MAPなどはないので、Googleマップで説明したいと思います!
区画サイト(オートキャンプサイト)
深山キャンプ場は全て車の横付けが可能な区画サイトになっています。
深山キャンプ場の1サイトあたりの広さはそこまで大きくありません。
ざっくり言うと、深山キャンプ場の1.5〜2サイトで高規格キャンプ場の1サイト分ぐらい、といったイメージ。
隣のサイト同士は地面に張られたロープのみなので、混み合っている時は少しストレスを感じるかも・・・^^;
ナカやん達が行った時は左右2サイトずつ(合計4サイト)を使い、管理人さんと相談して真ん中にタープ2張を設営させてもらいました。
タープが張ってある中央部分は本当は車や人が通る通路なので、通常はこういった使い方はできません。混んでなかったこともあって、管理人さんがOKしてくれました^^
所々に木が生えているので、サイトによっては設営に工夫が必要ですが、逆に木々がタープ代わりになるので、タープ無しでもなんとかなると思います。
サイトの地面は砂利混じりの土で少し硬め。鍛造ペグとちゃんとしたハンマーを用意しておいたほうが無難ですね。
ナカやん
サイトによっては写真のような巨大な石(車の後ろ)が置かれているので、この上でグランドシートやシュラフなどを乾かすこともできます!(テーブル代わりにもできますね)
また、水捌けはかなり良いです。
たまたまキャンプした時はタープ下が川になるほど雨が降りましたが、雨があがると地面がドロドロになることはなく、思っていたほどテントが汚れることはありませんでした。
なかなかエグい雨。
タープ下も川・・・😂 pic.twitter.com/sjgPxHu95V
— ナカやん×キャンプ (@logfarm111) May 1, 2021
ちなみにサイト内にU字型のコンクリートブロックが置かれていることがあるので、ここで薪や炭を使ってカマドとして利用することができます。
なお、ブロックは全サイトにあるわけではないので、その点は注意してください。
ナカやん
バンガロー
区画サイトの奥にあるバンガローです。1棟ごとに山の名前が付けられていて4〜5棟ほどあります。
ほとんどのバンガローは道を挟んだ川沿いに建てられています。
ちなみにバンガローに併設している屋根付きのかまどスペースを使うこともできます(隣に炊事棟もあります)
トイレやシャワーは外の共同設備を利用。テント代わりに利用する感じで1泊7,000円となっています。
山荘(深山荘)
1棟ある山荘(深山荘)で1泊38,000円。12人まで宿泊可能でお風呂・トイレ・炊事場完備。
公式サイトによると囲炉裏もあります(魚を焼いて食べてみたい・・・)
ログハウス
山荘のさらに奥にはログハウスが2棟。2階建てになっていてお風呂・トイレ・炊事場が完備されています。1泊35,000円也。
ログハウスの奥まで行くとキャンプ場は行き止まりです。
利用料金とチェックイン時間(アーリー・レイト・キャンセル料)
利用料金
- 区画サイト:(1泊2日)4,000円(2泊3日)7,000円
- バンガロー:7,000円
- 山荘(深山荘):38,000円
- ログハウス:35,000円
※日帰りは上記金額の半額
深山キャンプ場は1サイト4,000円で車1台・テント&タープ各1張までというシンプルな料金設定。
人数料金や入村料などの設定がないので非常に分かりやすいです。
チェックイン・チェックアウト時間
- チェックイン:9時(16時まで)
- チェックアウト:翌日14時
他のキャンプ場であればアーリー料金が掛かるところ、追加ナシで朝9時から入ることができます。
ただし、サイトの混み具合などによっても変わってくるので、繁忙期は事前に1度連絡してからの方が無難ですね。
チェックアウトに関しても繁忙期のお盆休みとかでなければゆっくりしてもらってOKとのこと。
ただし、遅くとも16〜17時ぐらいまでだと思いますので、常識の範囲内で撤収しましょう。
アーリー・レイト
先ほど書いたようにアーリーチェックインやレイトチェックアウトなどの設定はありません。
キャンセル料金
今回、区画サイトのキャンセル料は特に掛かりませんでした。
コロナのこともあったとは思いますが、電話では予約したサイト数を当日減らしてもらってもOKとの神対応でした^^
区画サイト以外のバンガロー・山荘・ログハウスに関しては予約日の前日からキャンセル料金が発生し、利用料の半額となっています。
営業期間
年末年始(12月27日〜1月15日)を除いて年中無休ですが、積雪時など不定休で閉鎖になることもあるようです。
予約方法
キャンプ場(0748-29-0205)への直接電話予約、または、公式サイトのメールフォームから申し込みます。
電話予約受付は朝9時〜20時まで。電話は管理人のオッチャンの携帯に転送されるので、あまり遅い時間に掛けないほうが親切かもですw
ちなみに「なっぷ」などの大手ポータルサイトなどでは受け付けていません。
管理棟(受付)
管理棟はありませんw
写真のような軽トラで動き回っているオッチャン(またはミッチャンという名のオバチャン)を探し出して、受付してください^^;
一応、8時頃からキャンプ場にはいるみたいです。
ちなみに支払い方法は当然ながらクレカ対応なんぞしておらず、直接、現金手渡しとなります^^;
炊事場
炊事場は合計3箇所ありますが、上の写真の炊事場がキャンプ場の中央付近にある炊事場(水栓は4個)です。
出るのはもちろん水のみ。見てのとおり屋根ナシですが、食器などの置き台はあります。
炊事場には備え付けのスポンジや洗剤などが置かれているので、特に洗い物セットなどを忘れても何とかなりそうです。
キャンプの洗い物セットや便利グッズを紹介【洗い物ストレスを減らそう!】先ほど紹介したバンガロー近くのBBQスペースのとなりにも炊事場(屋根付き)があります。
両側に4つずつ蛇口(8水栓)があり、置き台やスポンジがあるのはこちらも同様です。
キャンプ場から帰る車の中で見つけた炊事場。小屋の裏側にあったため存在自体にキャンプ中は気づきませんでした・・・(汗)
水が出るかどうか不明ですが、一応ココにも炊事場があります。
トイレ
イマイチな点のところでも紹介したトイレ(1箇所)
- 小便器(2器)
- 汲み取り式の和式トイレ
- 簡易便座がセットされた簡易洋式トイレ
となっています。
トイレは男女共同になっていて、そこまでめっちゃ綺麗なわけでもないので、キャンプに慣れていない人にとっては少しストレスかもです。
なお、トイレットペーパーは備え付けられています。
手洗い場は建物の外。蛇口などはなく源泉掛け流し 水が垂れ流し状態になっていました。
灰捨て場
灰捨て場は特にありません。
深山キャンプ場は直火OKということもあり、焚火台などで出た灰などは「1箇所に集めておいてくれたらOK」ということでした。
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場はありません。全て持ち帰りになります。
BBQスペース
深山キャンプ場の駐車場内にあるBBQスペース。
キャンプ当日は誰も使っていませんでしたが、デイキャンプとかであれば利用できるのかもです。
お風呂(シャワー)
お風呂はありませんが、場内にシャワー室があります。
中は奥のシャワー室と手前の脱衣所に分かれていて、新しくはないものの綺麗に掃除されていました。
子供と2人とかでも問題なく使えると思います。
なお、シャワーは100円硬貨のみ使えるコインシャワー式となっています。
洗濯機(コインランドリー)
場内を見た限りありません。
洗面台
特にありません。炊事場を使いましょう。
AC電源
他の方のブログで、「キャンプ場の外灯にあるコンセントが使える」といったような記載がありましたが、普通に電気泥棒なので止めましょう。
使うのであれば、管理人のオッチャンに断ってから使うようにしてください(普通に言えば使わせてもらえそうな感じはあります)
売店
そんなものはありません(笑)
薪・炭の販売
薪・炭の販売はあります。
- 薪(1束)500円
けっこうすぐ燃えるので針葉樹っぽいですが、中には堅い薪もあったのでミックスかもです。今回は3束購入。
薪を買うには、管理人のオッチャンにお願いして料金を支払えば、どこからか車で持ってきてくれますw
炭も販売しているということは確認しましたが、料金は聞き忘れてしまいました^^; 恐らく500円前後かなと思いますが、利用予定の方は予約時にでも確認してみてください。
自動販売機
キャンプ場内に1台あります。「冷たい」「暖かい」両方の飲み物があって1本120円です。
駐車場
キャンプ場の区画サイトに隣接する形で芝の駐車場があります。
写真のようにかなり広くて整地されているので、こっちがキャンプ場かと思うほど・・・w
サイト利用者は自由に車を停めておけるので、大型のシェルターやタープを張る時はこちらに車を移動させてサイトを広く使うといったこともできますよ!
スマホ電波
iPhoneのau電波は余裕で入りました。
ですが一緒にいった友達の電波(au以外)はイマイチだったので、キャリアによりそうです。auであれば心配ないと思います。
ペット・花火など
花火は打ち上げ花火は禁止で手持ち花火のみ。
ペットは1匹ぐらいなら連れていけます。何かあっても自己責任で、他のキャンパーさんの迷惑にならない範囲でならOKとのこと。
電話で話した感じだとこのあたりのことは明確に決まっていないようなので、2匹ならどうなのかとかは電話で直接確認してみてください。
利用者層
ナカやんが利用した時は、自分たちを入れて全部で5組ほどの利用者でした。
- ソロキャン
- 2人でソログル
- 夫婦 or カップルのデュオキャン
- 家族5人ぐらいでのファミキャン
- ナカやん達(グルキャン)
と多種多様。
サイト同士が近く、地面に這わしたロープでしか隣と区切られていないサイトも多いので、静かにソロでゆっくり過ごしたい場合は避けたほうが無難かなと・・・
週末を避けて平日とかならソロでゆっくり過ごせそう。
サイトの近さからすると、周囲の話し声などはけっこう聞こえてくると思います。
キャンプ場の気温&服装選び
直近の深山キャンプ場の天気や気温はマピオン天気予報(tenki.jpで深山キャンプ場の10日間天気が表示されなくなったのでマピオンを紹介しておきます)をどうぞ。
服装の目安も気温ごとに記載しておくので、実際の予報と照らし合わせて参考にしてみてください^^
気温ごとの服装めやす
30℃以上 | めっちゃ暑い(扇風機などが欲しい、海や川に飛び込める) |
26〜30℃ | 暑い(半袖やノースリーブがオススメ) |
21〜25℃ | 快適(半袖・7分丈・ロンTの腕まくりとかで調節を) |
16〜20℃ | やや肌寒い(シャツの重ね着や上から羽織るものがあれば◎) |
12〜15℃ | 少し寒い(スウェットやパーカーなど軽めのアウターを用意) |
7〜11℃ | 寒い(インナーをちゃんと着込んでダウンジャケットなどで防寒を) |
6℃以下 | 凍える寒さ(ダウンコートやマフラー・手袋・ホッカイロなどで万全の対策を) |
ナカやん
自然の川(愛知川)
キャンプ場のサイト前を愛知川が流れています。
キャンプに行った時は5月でしかも風が寒かったので川には入りませんでしたが、子供たちが釣りをして楽しんでいました^^
サイトから直接アクセスはできませんが、キャンプ場の奥の石段から川に降りることができますよ!
海と違ってベタベタしなので、夏の川遊びはほんとオススメ!7・8月あたりのキャンプ地候補としても良さそうです。
スーパー(買い出し)
深山キャンプ場から車で20〜30分ほど走ったところに次の2つのスーパーがあります。
- マックスバリュ八日市店
- フレンドマート湖東店
マックスバリュ八日市店
フレンドマート湖東店
コロナのこともあって今は地元で買い出しをしてからキャンプ場に行くようにしているので実際には利用していません。
外観を見るかぎり中規模程度のスーパーなので、一通りの食材や飲み物は問題なく揃うと思います。
温泉
深山キャンプ場から車で15分ほどのところに永源寺温泉「八風の湯」があります。
こちらは黄和田キャンプ場で2泊キャンプをした時に1度利用しました。
利用料金が少し高いですが、綺麗な館内で露天風呂の景色も良く、キャンプの疲れを癒すのにオススメです^^
【利用料金】
- 大人(中学生以上)土日祝1,500円/平日1,300円
- 子供(小学生以下)土日祝800円/平日700円
- 幼児(3歳未満)土日祝200円/平日200円
※消費税・入湯税込
※タオル・バスタオル・館内着を含む
※幼児の利用にはタオル・バスタオル・館内着はついていません。
【まとめ】深山キャンプ場
深山キャンプ場(清流の里オートキャンプ場)のサイトや共用設備についてまとめました。
近くの黄和田キャンプ場は料金も安く、予約ナシのフリーサイトということもあってとても人気。早めに行かないと場所が取れない心配があります。
一方で深山キャンプ場は予約が必要で、料金も少しお高めということもあって、比較的空いていることが多く、ゆったりとキャンプが楽しめる印象・・・
ファミキャンやグルキャンで使ってもモチロン良いですし、平日に川が見えるサイトでのソロキャンがとても心地良さそうなキャンプ場だと感じました^^
深山キャンプ場は
- 受付(管理棟)もない!
- 設備もそこまで整っていない!
- サイトも狭め!
- インアウトの時間もユルい!
- 公式サイトも全く充実していない!
という「昔ながらのキャンプ場」ですが、この懐かしい雰囲気が好きな人も多いはず・・・
ナカやん