- キャンピングマットって超高額だけど寝心地や使い心地はどうなのよ?
- 追加で空気が入れられるみたいだけど、どうやってやるの?
この記事はSnowPeakのキャンピングマット2.5wを買おうかどうか迷っている人・気になっている人向けに書いています。
まいど、ナカやん(logfarm111 logfarm111)です。
このキャンピングマットを検討している人は、
- 今の寝心地に満足していない
- 地面からの底冷えでよく眠れなかった・・・
- 翌朝起きたら背中や腰が痛すぎる
といった経験をしている人が多いはず。
家族から「ファミキャンでの快適な睡眠」を最重要ミッションとして課されているパパさんもいるかもですね^^;
そんな人にこそ、このマットです。
記事の前半ではキャンピングマットのポイントを、後半ではマット設営の手順や追加で空気を入れる時の注意点などを書いているので、良かったらチェックしてみてください。
ちなみにナカやんはキャンパー歴1年半とちょっとぐらい。
これまでQuickCampというメーカーのインフレータブルマット(8cm厚)をキャンプで使っていました。なので、そことの比較も交えながら書いていきます。
この記事を読み終える頃には、勝手に手が滑ってキャンピングマットを買ってしまっているかもしれません・・・(んなわきゃないw)
ナカやん
クイックキャンプのマットについては関連記事をどうぞ。
【キャンプマットの選び方で失敗】ダブルサイズや厚過ぎるマットは止めておけ!
INDEX
SnowPeak キャンピングマット2.5wを購入してしまった
ついにスノーピークのミニッツドームが着弾‼️
フィールドファンやら、高すぎるので絶対買うことは無いと思っていたキャンピングマットも・・・😅 「沼」は恐ろしい
パーティプレートはかなり嵩張りそうなので家メインで使うことになりそうです😎#snowpeak #スノーピーク #ソロキャンプ #キャンプ pic.twitter.com/f66GgoL2yR
— ナカやん🏕暴走気味のキャンプ1年生 (@logfarm111) March 25, 2020
Twitterでつぶやいた通り、先日スノーピークのキャンピングマット2.5wを購入しました(ツイッター写真では切れちゃってますけど・・・)
定価25,800円の超高級マットです(汗)
キャンプを始めた当初は
- こんなん高すぎて買う奴の気が知れん・・・
- 寝るだけやねんし絶対いらんやん!
- 普通のマットで十分っしょ!余裕っす!
と思っていたことを次回の有吉反省会で反省したいと思います。
【3つのメリット】SnowPeakのキャンピングマット
ナカやんがキャンピングマットを使ってみて感じるメリットは主に次の3つです。
- 寝心地がとにかく最高
- 幅が広いので安心して眠れる
- 収納が楽チン
(1)寝心地がとにかく最高
店頭に展示されているマットを触った人は分かると思いますが、まず触り心地がとても柔らかいです。
同じインフレータブルマットですが、クイックキャンプのマットはどちらかいうと少し硬め。
触ってみると同じウレタンですが全く感触が違います。
キャンピングマットの方が触り心地が良くて、(空気の入れ具合にもよりますが)うまく身体のカーブに沿って快適な形に変形してくれる感じ。
ナカやん
ちなみにマットの厚さは
- SnowPeak キャンピングマット2.5w → 6.2cm
- QuickCamp 車中泊キャンピングマット → 8cm
恐らくクイックキャンプのマットはスノピのマットのように追加で空気を入れることができず、実質6〜7cmぐらいになっているというのも影響しているのかなと。
いずれにせよきちんと膨らませれば地面の底付き感は感じません。
ちなみにマット表面の生地は肌触りこそ違いますが、どちらも75Dポリエステルという素材が使われています。
- SnowPeak → TPU(熱可塑性ポリウレタンフォーム)
- QuickCamp → PU(ポリウレタンフォーム)
と違いがあります。
とりあえず検索してHITしたヤフー知恵袋で見てみると、
【質問】
TPUとPUの違いは何ですか?
特徴を含めて教えて下さい【回答】
TPUは、PUの一種です。TPUは熱可塑性ポリウレタン(Thermoplastic Polyurethane)の略です。
ポリウレタンは様々な物性をもたせることがが可能ですが、スマホのケースなどのように、ゴムよりは硬く一般的なプラスチックよりは柔らかい程度の弾性をもたせたものをTPUと呼んでいます。
ポリウレタン自体が熱可塑性を持っているので、わざわざTPUと呼ぶ必要はあまりないのですが、「TPUと呼んだときはエラストマーの様に弾性を持っている」という使い分けがなされているようです。
※熱可塑性(ねつかそせい)=常温では変化しにくいが、適当に加熱すると塑性を示して自由な変形が可能となり、また冷却すると再び固くなる性質のこと(※weblio辞書より)
化学的な詳しいことは分かりませんが、確かにスノーピークのマットを触った感じは弾性がある感じですね。
(2)幅が広いので安心して眠れる
一般的に売られているの1人用マットは大体が60〜65cmほどの幅になっています。クイックキャンプだと63cm。
一方でスノーピークのマット幅は77cmあります。
たった10数センチと思うかもしれませんが、これがけっこう大きな差。
実際に寝てみると分かりますが、この10数センチ広いだけで、ちょっとした寝返り(例えば仰向け→横向き)も問題なくできるんですよね。
これがクイックキャンプのマットの場合は横向きになったらすぐマットの端が来てしまうので、マットから落ちるかもというストレスがあります。手を広げて眠るにもちょっとマットからハミ出てしまう感じ。
キャンプで疲れた身体を癒すためにもストレス無く眠れるのは大きいですよね!?
寝相が悪い人や夜中に180度回転して眠るような小さい子供がいるキャンパーさんは、広い方が何かと安心かなと思います。
広さに関連してですが、スノーピークのマットは複数連結が可能です(クイックキャンプのマットも)
クイックキャンプのマットはボタン式、一方でスノピはマジックテープで連結する仕様になっています。
(3)収納が楽チン
寝心地が良いのは購入前から分かっていたのですが、購入後に分かった嬉しいメリットがこの点です。
とにかく収納が楽チンで、これまでクイックキャンプで苦労していたのは何だったのかという感じw
収納方法は後で詳しく書いていますが、端から丸めていって空気を何度か抜きながら収納袋に入れるという手順自体は同じです。
ですがスノーピークのマットは圧倒的に畳みやすい(収納しやすい)んです。
中のウレタンの違いなのか、スノピのマットは一度空気を抜いて丸めると手を離してもすぐに反発して戻ったりしません。
クイックキャンプのマットは(恐らく他のメーカーのマットも!?)気を抜いて手を緩めると再び勝手に広がってしまいます。
なので、クイックキャンプのマットは端まで丸めたら、両端の2箇所にゴムバンドをはめて留める必要があります。ですが、この手間がスノピのマットには無いのです。
いちいちバンドをはめる必要がありませんし、そもそもマットに付属していません。
そして、普通のマットの場合は空気をしっかり抜かずに丸めてしまうと
- ゴムバンドがハマらなかったり
- 収納袋に入らなかったり
- 最悪強引に突っ込んでしまい収納袋の縫製が裂けてしまったり
といった心配があります。
ナカやん
ですが、スノピのマットの場合はこの心配がないばかりか、マットの収納袋自体がそもそも大きめに作られているので、ざっくりと丸めたとしてもほぼ入ります。
これまで入らなかったことはありません。キャンプでは嫁でも1人で収納できています^^
そのためキャンプ撤収時にストレス無く片付けることができますよ。
スノーピークのキャンピングマットの使用方法
購入時はかなり細め
購入当初のマット本体の写真は撮り忘れましたが、最初はかなり薄くコンパクトに巻かれています。
きっちり完璧に畳み込めばここまで小さくすることは物理的に可能ですが、1度使うと再び最初の状態にまで小さくすることは至難の業かと・・・^^;
ナカやん
サイズは写真のとおり。小さい穴などを補修するためのリペアキットが最初から付いています。
設営方法(スムーズに空気を追加で注入する手順)
快適に寝るためには付属の収納袋をバルブ代わりにして、追加で空気を入れることを前提にした方がイイと思います。
ナカやん
まずマットを広げて2つあるバルブの両方を開きます。
5分ぐらい放置すると4〜5cmぐらいにまで膨らみます(この状態で寝ると底付き感アリ)
ここから追加で空気を入れていきます。ですが、マットの説明書にはしっかりとした使い方が載っておらず、すごい分かりづらかったのでココで紹介しておきます。
まず収納袋の入口と逆の部分(収納袋の底)にあるキャップを外します。
マットのバルブの内、1つだけ残して(もう片方は閉める)、バルブと袋を接続します。
この時、カチッと鳴るぐらいきちんと押し込んでつなぐようにして下さい。ココがきちんとハマってないと空気がちゃんと入りません。
ここから収納袋に空気を入れて端から丸めていって空気を注入する訳ですが、この時、収納袋とバルブとマットが直線になるようにすると空気の入りがスムーズにです。
そして、収納袋とバルブ部分とマットができるだけ平行になっていることが望ましいです。
角度が付いていると空気が入りづらいですし、無理をすると連結が外れたり、バルブ部分が最悪破損したりします。
準備ができたら収納袋を巻き巻きしながらゆっくり優しく押して、空気を入れていきましょう。
焦って思い切り抑え込んで空気を入れても、バルブが広くないので上手く入りません。
あとは自分の好みの固さになるまで、繰り返し空気を入れていきます。
ナカやんの場合はだいたい1〜2回ぐらいで終わる感じ。2回やるとかなりパンパンになるので1回でも十分だと思います^^
ナカやん
追加の空気ですが、体重が重い人は空気多め、体重の軽い女性や子供の場合は空気はほどほどにしておくと良いかと。
一度空気を入れ過ぎて「硬すぎる!」とクレームになりました^^;
収納方法
収納方法は2つのバルブを開放して、三つ折りまたは四つ折りにします。
その状態でヒザ乗りをして全体重を掛けながら、ざっくり空気を抜きます。
一度、両方のバルブを閉めてからマットを広げ、再び端から丸めていきます。
どんどん巻いていくと、残った空気が端に溜まってくるので、このタイミングで再びバルブを両方(あるいは片方でも可)を開放します。
空気が抜けたらこのまま巻いて収納袋に入れちゃいましょう。袋は大きめに作られているので、ある程度適当に丸めても入ると思います。
最後に入口部分をクルクルっと巻いて、バックルをガチャっとはめたら収納完了ですね。
ナカやん
【ワンポイント】さらに収納をコンパクトにする方法
もちろんこのまま片付けてしまってもOKですが、さらにもう1段階小さくすることもできます。
追加で空気を注入する時に外した、持ち手の逆の部分のキャップを再度外します。
収納袋に入れたマットを愛情たっぷり、嫁や彼女だと思って思いっ切りギューっと抱きしめますw
すると袋に溜まっていた空気が外に抜けて。さらにもう一回り小さくなります。
ナカやん
キャンピングマット専用のオプション品も
キャンピングマットのオプション品として、専用のシーツ:キャンピングマットシーツが販売されています。これがあるといつも清潔に使えますね。
クイックキャンプのマットは最初こういったシートを付けずに使っていましたが、子供のヨダレがついてしまって跡になっちゃってるんですよね・・・^^;
なので、あればあったで良いかと。肌触りもいイイ感じです。
また、(ナカやんはクイックキャンプのものがすでにあるので買っていませんが)他にもストレッチピローやマット&ピローも発売されています。
より睡眠にこだわる人は検討しても良いかもです。
最大のネックはその価格
ここまでスノーピークのキャンピングマットのポイントやメリットをまとめてきましたが、なんといっても最大のネックはその価格ですよね。
税抜25,800円のマットは「ちょっと高すぎやろ」というその気持ちもよくわかりますw
車中泊やキャンプ用のマットであれば1枚5、6千円ぐらいでそれなりのものが買えますからね〜。
ですが、スノーピークのマットを一度使ってしまうと、普通のマットには戻れないと言う現実もありますw
買うのであれば以下の関連記事も参考に、雪峰祭の時や株主優待などを利用して安くGETしてみてください。
スノーピーク【雪峰祭2018秋】に参加!20%~最大50%割引で購入できる 【雪峰祭2019秋】参加レポ&戦利品紹介!お目当ての物をGETする方法 【スノーピークの15%オフ株主優待】優待券GETの方法やポイントの付き方・累積金額について解説ヤフオク!やメルカリなどでもたまに出品されているので、そういった所から買うのもアリだと思います。
ナカやん
まとめ
ウチの親が家に泊まりに来た時もこのマットを出して使ってもらってます。
以前はクイックキャンプのマットを出してましたが、スノーピークにしてからは幅が広くなって良かったと言ってました。
他にも友達家族が泊まった時にも使ったりしているので、1〜2枚あると色々と便利ですよ。
現在、追加購入も検討中です・・・^^;
キャンプだけでなく家使いもできると考えると、そこまで高くないのかもしれませんね・・・(いや、やっぱ高いか・・・^^;)
ではでは今年もキャンプ行きましょう!
【キャンプマットの選び方で失敗】ダブルサイズや厚過ぎるマットは止めておけ!