そろそろキャンプで鍋を食べるのが楽しみな季節になってきましたね〜
まいど、ナカやん(logfarm111 logfarm111)です。
今ではもうスノーピークでの販売を終了してしまったレインボーストーブ。
2020年10月の雪峰祭でGETしたレインボーストーブ アイボリーについて、3シーズン使ってみたのでそのレビューを書いていきたいと思います!
やべっ、、、
レインボーストーブを買ったことが、ついに嫁バレしました🙀
どの作戦でいくべきか・・・😑
怒りに震えるヨメが あらわれた!
ーーナカやんーーーーーーー
| ▷ガンガンいこうぜ |
| たかとびしちゃえよ |
| もういちだいかっとけ|
| いのちだいじに | pic.twitter.com/bIX1QfrlfO— ナカやん×キャンプ (@logfarm111) October 30, 2020
INDEX
【スノーピーク】炎が7色に映るレインボーストーブ
スノーピークのレインボーストーブは、2019年の公式カタログまで掲載されていたスノーピークのメインストーブ。
”レインボー”の名のとおり、グローブを通して炎が7色に輝いてみえる感じが、温かみもあってめっちゃイイ感じのストーブです(無さすぎる語彙力w)
皆さんご存知のとおり、レインボーストーブはトヨトミのOEM製品。
スノーピーク仕様になっているレインボーストーブは残念ながら廃盤になってしまいましたが、今でもトヨトミの公式サイトではレインボーストーブ(本家)の取り扱いがあります。
参考 対流形石油ストーブトヨトミ-TOYOTOMI 公式サイトスペック
では、まずレインボーストーブのスペックを軽く紹介。
サイズ(置台を含む) | 高さ485.7×幅388×奥行388mm |
重量 | 約6.2kg |
暖房出力 | 2.5kw |
油タンク容量 | 4.9L |
燃焼継続時間 | 約20時間 |
使用燃料 | 灯油(JIS1号) |
本体は直径約40cm×高さ約50cmとそこまで大きなサイズではありません。どちらかというとコロンとした可愛らしいサイズ感です。
本体重量は約6.2kg。男性であれば中に灯油を入れていても片手で持ち運びは可能です。
決して軽いわけではありませんが、めちゃくちゃ重いわけでもないという感じ。ただ、女性は両手を使った方が安心かな、という印象ですね。
レインボーストーブの使い方は、点火用の乾電池(単2乾電池・4本)を取り付けて、灯油をタンクに入れ、芯に灯油がなじむまで20分放置。その後、ダイヤル(しん調節つまみ)回して点火します。
1度使えば2回目からはダイヤルを回すだけなので、使い方に難しいところは特にありません。
ナカやん
レインボーストーブで使う灯油はガソリンスタンドや大きめのホームセンターで購入可能。その際には専用の灯油タンクを持っていきましょう。
キャンプで使う灯油タンクは10Lや18L、20Lが定番です(なおレインボーストーブのタンク容量は4.9L)
- 10Lタンク・・・冬キャンは1〜2回しか行かない人/灯油の出番はストーブだけという人
- 18L・20Lタンク・・・1シーズンに何度も冬キャンに行く人/自宅でも石油ストーブを使う人/ストーブ以外にもランタンなどで灯油を使う人
という感じで容量については考えると良いと思います!
レインボーストーブをシェルターで使用・・・結論:寒い
肝心の暖かさについてですが、真冬にシェルター内でレインボーストーブだけで過ごすには役不足かな・・・というのが正直な感想。ウチでは冬キャンのシェルターとしてリビングシェルロングやゼクーLを使っていますが、レインボーストーブ1台だとちょっと(けっこう)キツいです^^;
レインボーストーブは対流式ストーブと言われるタイプで、天板周辺から出てきた暖かい空気がシェルター内を循環することで、じんわりと暖かくなる仕様。
合ってるかどうかは分かりませんがイメージ的にはエアコンです。
ですが天板周辺から出てきた暖かい空気も、外気によって冷たくなっているシェルターに触れてすぐに冷えてしまい、シェルター内の巨大な空間全体を暖かくするには出力不足な点は否めません。
一酸化炭素中毒の防止や酸素不足による不完全燃焼を防ぐために、換気口を常に開けっぱなしにしていることもありますが、レインボーだけだとそこまでヌクヌクという感じにはならないですね。
グローブ周辺はほとんど暖かさを感じません
一方で、見た感じめっちゃ暖かそうなレインボーストーブの周辺(横側)についてですが、グローブ(ガラス)によって遠赤外線がほとんど吸収されてしまうため、外側に熱を発することがほとんどなく、残念ながらグローブ周辺はあまり暖かくなりません。
グローブ周辺にかなり手を近づけてみても「何となく暖かいかな・・・」というレベル。
なのでレインボーストーブは真冬というよりも初秋や春先ぐらいの季節向け。
イメージとしては「昼間はちょっと暑いぐらいの気温だけど、夜は冷え込むな」ぐらいの時期に使うのが適切かなと感じています。
ちなみにトヨトミの公式サイトで販売されている、ガラス外筒<CL-25E>という別のグローブに交換することでレインボーの炎でありながら遠赤外線も発するようになり、周辺も暖かくなるように改良できます。
レインボーと遠赤の2重加工を施している特別なガラス。通常のレインボー加工をしているので燃焼中は7色に炎が輝きます。さらにひし形の連続パターンは、炎が直接見え状態がすぐ分かる上、遠赤コーティングでやわらかな暖かさが伝わります。
引用:TOYOTOMI
キャンプ兼自宅使いとしてレインボーストーブを検討している人も多いと思いますが、ウチはマンション住まいということもあってコンクリートで機密性が高いこともあり、家のリビングでレインボーストーブを使うと、かなり暖かく感じます(何なら暑いぐらい・・・)
メインの用途は大きめの灯油ランタン&鍋の保温・温め直し
レインボーストーブ初点火‼️
✅側面ほんわか
✅上部は熱い
✅見栄えサイコーけっこう明るいので、ランタン的にも使えそうです☺️#嫁は寝てます pic.twitter.com/mtXyZyVY96
— ナカやん×キャンプ (@logfarm111) October 30, 2020
ナカやんの認識としては、レインボーストーブはストーブではなく巨大な灯油ランタンという位置付けに今ではなってますw
見た目もレインボーで幻想的な感じもあり、周囲や足元をかなり明るく照らしてくれますからね〜
そして、空間を温めるという本来の目的よりも、一通り調理し終わった後の鍋の保温用として、あるいはキャンプで一泊した翌朝に鍋を温め直すといった用途で、レインボーストーブはとても使えます(いわゆるタクード的な使い方がメイン)
タクードとレインボーストーブを比較すると以下のような感じ。タクードはレインボーストーブをコンパクトにして出力を少し落とした感じですね。
レインボーストーブ | タクード | |
サイズ | 高さ485.7×幅388×奥行388mm | 高さ340×幅380×奥行380mm |
重量 | 約6.2kg | 約6.0kg |
暖房出力 | 2.5kw | 2.15kw |
油タンク容量 | 4.9L | 3.1L |
燃焼継続時間 | 約20時間 | 約15時間 |
使用燃料 | 灯油(JIS1号) |
レインボーストーブは燃費もかなり良くて、灯油を満タン(4.9L)にして使えば約20時間燃焼してくれるので、一泊キャンプであれば追加の給油ナシで乗り切れますよ。
なおレインボーストーブの天板は約18センチぐらいなので、底面が18センチ以下のサイズの鍋であれば問題なく置けると思います。
もし、天板に直接鍋などを置きたくないという方は五徳の設置がオススメです。以下の記事も参考までにどうぞ。
【100均最高】SnowPeakレインボーストーブとTOYOTOMIギアミッションの五徳はコレ!ここまでをまとめると、暖かさはそこまで求めずレインボーの綺麗な見た目や雰囲気が好きとか、煮炊きができればOKという人はレインボーストーブ。
暖かさ重視で冬キャンプもガンガンやりたいという人は、いま発売されているグローブ周辺も暖かいグローストーブがオススメですね。
ナカやん
レインボーストーブの収納ケースは純正がオススメ
レインボーストーブの収納ケースについては、純正で発売されているスノーピークのストーブバッグがおすすめ(現行で発売しているグローストーブにも対応)前面がパカっと開く仕様になっているのでストーブを入れやすく、生地の厚みもあってしっかりしているので、ストーブが他の物にぶつかって傷つくリスクを最小限にしてくれます。
また、持ち手も上下に2箇所あるため、車への積載やキャンプ場での持ち運びもしやすいです。
他にもマチはほとんどありませんが、背面にポケットも付属。
ストーブを拭くためのタオルなどを入れておいたり、ゴミ袋を入れておいて、ストーブを出した後はゴミ箱として使っているキャンパーさんも多いですね(もちろんストーブを使わない夏場のゴミ箱はどうするんだ問題はありますが・・・^^;)
ゴミ袋は45Lが良さそうでした。またズレ防止のために100均のクリップや洗濯バサミなどで固定しておくとより良いと思います。
他にもスノーピークに限定しなければ、アンドナット オイルストーブ キャリーバッグ(&NUT OIL STOVE CARRY BAG for TY ver.2)などもオススメです。
トヨトミ製の別ストーブ(GEAR MISSION)の収納ケースとしてアンドナットのケースを使っていますが、スノピ純正のストーブバッグより若干の入れづらさはあるものの、しっかりと作られているので安心して移動や保管ができますよ!
カラーもブラック・オリーブグリーン・コヨーテ(Plywood別注)の3色があって好みに合わせて選べます。
【雪峰祭での販売は望み薄】レインボーストーブは本家トヨトミで
記事の冒頭でも書いたとおり、スノーピークのレインボーストーブはすでに2019年で廃盤のため、公式サイトから購入することはできません。
ナカやんが購入した2020年まではレインボーストーブが雪峰祭限定で発売されていましたが、それも今後復活するかどうかはかなり疑問、、、
下記のとおりレインボーストーブが雪峰祭で登場する機会はないのかもしれませんね〜。。。
レインボーストーブ雪峰祭歴代モデル
時期 | 本体カラー | グローブ柄 |
---|---|---|
2015年 | レインボーストーブ発売(本体カラーはブラック) | |
2016年 | シルバー | 雪の結晶 |
2017年 | カーキ | ナスカの地上絵 |
2018年 | ブルー | 星座 |
2019年 | ブラック | 谷川岳の等高線 |
2020年 | アイボリー | 谷川岳の稜線 |
2021年 | 発売無し(カーキのグローストーブが限定発売) | |
2022年 | 発売無し(アイボリーのタクードが限定発売) |
もしあるとしたら70周年(スノーピークが1958年創業なので2028年)とかのタイミングなのかも・・・
なので現実的にはフリマサイトやリサイクルショップなどで、中古品や新品未使用品を買うしか手段はなさそうですね。
ですが、”スノーピークのレインボーストーブ”という事にこだわらなければ、色々と選択肢のあるモデルです。
本家のトヨトミではレインボーストーブと一言で言っても色々なカラーやモデルを作っていて、よりキャンプブームを意識した「GEAR MISSION」シリーズにもレインボーストーブがラインナップされています。
他にもシーズンストーブとして赤(ケチャップレッド)や黄色(マスタードイエロー)など鮮やかなカラーリングのレインボーストーブが発売されることもあります。
トヨトミの公式サイトやInstagramをチェックしながら、ぜひお気に入りのレインボーストーブを見つけてみてください^^
ではでは、2022年も残り約1ヶ月・・・色々とバタバタする時期ですが、引き続き冬キャンプを楽しんで行きましょー!