【後半】脱毛エステなのに脱毛してない!?売上が100%物販の悪徳エステの裏側

【後半】悪徳エステの裏側

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前半の話はコチラです。

【前半】悪徳エステの裏側 【前半】脱毛エステなのに脱毛してない!?売上が100%物販の悪徳エステの裏側

【本編後半】売上が100%物販という悪徳脱毛エステの裏側

新卒採用にこだわるBエステサロン、その理由

桜の木
当時、Bエステサロンでは『1,000名採用』といって、専門学校や短大、美容系スクールの卒業生を全国で一気に募集、1,000人を採用していました。

通常、即戦力を求めることも多いので経験者も採用しますが、Bエステサロンが採用するのは新卒のみ・・・

 

ナゼか・・・

 

それは、新卒1,000人に自分の出身校の卒業名簿を持ってこさせることが目的だからです。

学校の規模にもよりますが、卒業名簿には数百人程度の女性の個人情報があるわけで、仮に1冊の卒業名簿に平均200人いたとすると、200人×新卒1,000人=20万人のオイシイ若い女性の見込客リストが、ある意味「タダ同然」で手に入ってしまうというわけです。

ナカやん

今だったら個人情報保護法の兼ね合いで絶対できないですよね^^;

なので新卒採用者1,000人の出身校は、できるだけバラけるように意図的に操作していたそうな・・・

で、今度は卒業名簿の見込客リストに対して電話掛けやDMを送り、前半で書いたようなやり方を繰り返します。

ひたすら集客⇒軟禁⇒契約、からの予約取れない、からの商品販売ですね、、、汗

そしてBエステサロンはさらに次の手を打ってきます。

家族も巻き込まれてBエステサロンの餌食に・・・

ファミリーセール
今度は入社して数ヶ月の新卒1,000人に対して「ファミリーセール」を開催します。

そこでBエステサロンの先輩から言われることはこうです。

Bエステ先輩スタッフ

皆さん、自分たちが扱うモノがどんなモノかきちんと理解してますか?
 
実際に使ってみないと分からないでしょ。どうやってお客様に説明するつもり?
 
まずは自分で使ってみて勉強することが大事なんじゃないんですか?

そして題目通り「ファミリーセール」なので、新卒の家族も巻き込んでガッツリ商品を売り付けます。

もちろん商品はタダではないですし、割引もされません。

そして、その代金は毎月の給料から天引きです、、、

つまり、新卒1,000人もBエステサロンにとっては「大事な大事なお客さん」だったというわけですね。

こんなコトを毎年続けて、ついに売上物販比率100%の脱毛エステサロンがメデタク誕生したそうです。。。

駅のホームの端に立つと突き落とされる・・・(かも)

夜の駅のプラットホーム
こんなことをするBエステサロンですから毎日のように人が辞めていきます。

まさに今でいうブラック企業ならぬ「ブラックエステサロン」ですよね・・・

ただその中でもサロンに残る人間もたまにいて、そういう人間が上に昇格して、毎年このやり方が繰り返されていくみたいです。

若きA社長が入社したその日、Bエステサロンの人事部長に呼ばれて、こんなコトを言われたそうです。

ちょっとAさん(A社長)には言いづらいんだけど、Bエステサロンの社章は会社から出たらすぐに外してね。

そして、駅のホームでは端っこに立たないようにしてね。(Bエステサロンに恨みを持つ人間からホームに突き落とされちゃうよ)

このBエステサロン、今ではもう倒産したようですが、こんなことばっかりやっていたら、そりゃ潰れるってもんですよね^^;

A社長が働いていた当時、包丁片手にオフィスで暴れまわる女性が何人もいたそうで、そんなことは日常茶飯事だったそうです。

で、A社長はこんなBエステサロンの現状を目の当たりにして退職することに。

その後は、前半の冒頭にも書きましたが、脱毛器会社の社長として真摯に開発・営業をされています。

(おしまい)

ナカやんの独り言

昔のエステ業界と言えば、すごいダーティな業界。

ベンツを乗り回すヤ◎ザまがいの人が両手に姉ちゃん(愛人)をはべらせながら、エステサロンで使う業務用脱毛器を購入していくみたいな、そんな感じだったようです。

エステサロンの開業資金はヤ◎ザまがいの人が出して、姉ちゃんがオーナーとして自分の店(エステサロン)を出す。

姉ちゃんは特にエステに詳しいこともなく、かといって勉強することもなく、単に脱毛器を使って客の肌に当てときゃいいんでしょ、的な発想で施術をするので、火傷や事故が起こってお客さんとトラブルになり、業界イメージが悪くなる。

さらにマスコミもそれに便乗して、煽り記事を週刊誌やニュース番組で出すので、ますますエステ業界のイメージが悪くなると。。。

今では消費者からの苦情やSNSの拡がりもあって、Bエステサロンのようなサロンは少なくなった!?(ここまでヒドイのはもう無い!?)ようですね。

ナカやん

もしあればコチラから情報ください!

またエステサロン側も、業界自体が潰れてしまうのを避けるために自主規制や業界ルールを独自に作って対応しています。

そういう努力もあってか、消費者センターへの苦情(被害)の届け出も少なくなってきています。

ナカやん的にもA社長から聞いた話をこうやって公開することで、多くの人の目に留まり、業界が少しでも健全な方向に向かえばと思いますね。

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