まいど、ランタン沼は深いな〜と最近ヒシヒシと感じているナカやん(logfarm111 logfarm111)です。
以前、和歌山のガレージショップ「BRUNT」のイベント参加レポを書きました。
ここではそのイベントで購入したミニLEDライト:rip shot(リップショット)についてレビューしていきたいと思います!
ナカやん
ここではrip shotの特徴や使い方について、ナカやんなりに解説しているので、気になっているキャンパーさんは是非。
INDEX
【基本スペック】rip shot(リップショット)
先ほど書いたようにBRUNTのrip shotは完全なオリジナル商品というわけではなく、NITECORE(ナイトコア)というブランドのLA10-CRIがベース。
本体自体はアルミ合金製で非常に質感が良く、適度な重さもあって安っぽい感じは全くありません。
基本的なスペックは次のとおり。
明るさ | Hi:85ルーメン/Mid:30ルーメン/Low:9ルーメン |
照射時間 | Hi:1.5時間/Mid:6時間/Low:23時間 |
サイズ | (全長)78.5mm×(幅)22.6mm |
重 量 | 42.7g(電池抜き) |
防水性 | IPX6 |
素 材 | ボディ:アルミ合金 / 拡散チューブ:樹脂 |
使用電池 | 単三乾電池 or ニッケル水素充電池 |
そして、ここにBRUNTが別注でオリジナルのテキストデザインを加えています。
以下が、その内容。
Cold love, when you shine this light, makes you want to kiss lips.
It’s a shot to pierce the girl’s heart.With love.冷めた愛も暗闇でこのライトで照らすと キスしたくなる唇に。
気になるあの子の心も撃ち抜く1発に愛を込めて。
ナカやん
rip shotの3つの特徴
rip shotは底のキャップ(テールキャップ)を外して、単3乾電池やエネループなどの充電池1本を入れるだけで作動します。
ON/OFFはテールキャップの締め込みで行い、キャップを締めるとON、緩めるとOFFですね。
どこでも手に入る単3乾電池で動くのはお手軽です!
【1】3段階の光量切り替え+点滅機能
rip shotには3段階の明るさ(Low・Mid・Hi)+点滅機能がついています(全4モード)
3段階の明るさでそれぞれ照らしてみました。
写真だと少し分かりづらいですが、白い光の大きさとtrangiaのフュエルボトルに映し出された白い線が濃く太くなっています。
モード切替は、ライトを消してから2秒以内にON/OFFを繰り返すことで、Low→Mid→Hi→点滅に切り替わる仕様。
動画でどうぞ(動いていない場合はページを再読み込みしてください)
それぞれ光量と発光時間は次のとおり。
- Low:9ルーメン(23時間)
- Mid:30ルーメン(6時間)
- Hi:85ルーメン(1.5時間)
実際に使った感じだとLowモードでも明るさは十分かなという感じ。
点滅機能は普段使いというよりも、遭難などの緊急事態の時に使う感じですね。
【2】回すと伸びるスティックのり仕様
rip shotは”スティックのり”のように発光部分が伸び縮みします。
操作するのはテールキャップの上のダイアル部分。
動画でどうぞ(動いていない場合はページを再読み込みしてください)
ここを回すことで伸ばしたり縮ませたりして光量を調節できます(グリグリ回すのがなんか気持ち良くてクセになりますw)
発光部分は最大で約3cmほど。
ちなみに発光部分を全て伸ばさなくても十分明るいですよ。
【3】仕込まれたマグネットが地味に便利
rip shotのテールキャップ部分にはマグネットが仕込まれていて、金属面にくっつけることができて地味に便利。
ナカやんの手元にあるテーブルで言うと、
- シェルフコンテナ(SnowPeak)
- TAKIBI Myテーブル(SnowPeak)
- フィールドラック(UNIFLAME)
- 焚き火Side Stand(SomAbito)
あたりに気持ち良くバチッと付けることができました^^
コロコロと転がっていって点灯させていない時に「アレ、rip shotはドコいった?」となりづらいですね!
rip shotはどんなキャンプシーンで使える?!
ここからはどんなシーンでrip shotが使えるのか考えてみました。
テント内の常夜灯
LowモードでMAX23時間もつので、テント内の常夜灯として使えます。消し忘れにさえ気をつければ2泊3日でもいけそうですね!
上のフックに吊り下げたり、テント内のテーブル上に置いておいても使えます。
先程の写真は上から照らしていますが、その時のテント内(テントはスノーピークのミニッツドームになります)はこんな感じ。
他にも夜の暗い中で小物(例えばコンタクトケースなど)を探すときにも使いやすいサイズですね。
フリーハンドでの物探し
シェルフコンテナに限らずくっ付けられるコンテナであれば何でもOKなのですが、シェルコンに取り付けておいて暗い中での物探しに便利かなと思います。
コンテナの内側に付ければ両手がフリーハンドになりますからね!
他にも焚き火Side Standの付けておけば手元の照らすライトとしても使えます。磁石なのでもちろん下側に付けることも可能。間接照明代わりにも使えそうです。
この時はミニマルワークスのインディアンハンガー上に設置してます。
トイレに行く時の明かり
夜中、トイレに行く時の明かりとしても使えます。
(少し汚いですが)rip shotは口に加えることもできるので、両手が空く点がすごい便利だなと・・・^^;
ヒモが通せる輪っか(穴)もあるので、首から常に吊り下げておくこともできますよ。
使い方によっては操作しづらいrip shot
操作方法のところでも紹介しましたが、モード切り替え(Low→Mid→Hi→点滅)をするためには、ON/OFFを繰り返す必要があります。
ランタン本体にメモリー機能がないので、Hiモードにしていても一度消してしまうと、次は再びLowモードに。
頻繁に明るさを変えたい人やHiモードで常に使いたい人からすると、かなりメンドくさいかなと・・・。
なので、使い方としては基本的にはLowモードで使用して、ここぞという時にだけHiモードにするといった感じになると思います。
ただしLowモードでも結構明るいので、光量が足りなくてストレスを感じる、みたいな場面はそこまで多くなさそうです。
【補足】LA10-CRIとLA10の違い
ちなみに同じNITECOREからは、見た目がそっくりなLA10(CRIが付いていない)というモデルも発売されています。
CRIの有無の違いは主に次の2つですね。
- 明るさ
- 演色性
LA10-CRI | LA10 | |
---|---|---|
明るさ | Hi:85ルーメン Mid:30ルーメン Low:9ルーメン | Hi:135ルーメン(CRIの約1.6倍) Mid:40ルーメン Low:10ルーメン |
演色性 | 高い | 低い |
通常のランタンより赤みがあり暖色寄りに感じる(=寒々しくない)のが演色性が高いということ。演色性が低いというのは寒色寄りで青みがかっているということですね。
単純に明るさ(ルーメン)で比較すると、CRIが付いているモデルの方が温かみのある色なので明るさは低くなるというのがあるようです。
ですが、CRIもかなり明るく、数値ほどの明るさの差(つまりHiモードで1.6倍)はそこまで感じないようです。
【まとめ】普段から役立つスティック型ライト
BRUNTのrip shotについて紹介しました。
今ではBRUNT自体がブランドになっていることもあって、かなりの人気アイテムになっています。
BRUNT別注モデルのrip shotを購入するには和歌山の店舗に行くか、BRUNTのインスタグラムをフォローして通販の再開や予約販売が行われるのを気長に待ちましょう。
なお、通常モデルであればAmazonなどで普通に購入できますよ(しかもrip shotよりも安い・・・^^;)
rip shotはシンプルでコンパクトな形状なので、キャンプだけでなく普段使いにも適しています。
- 夜間のウォーキングや犬の散歩の目印
- 車のカギと一緒に付けてシート下やトランク内を照らす
- カラビナなどに付けてベルトループにぶら下げる etc.
単3電池1本で動くお手軽な照明rip shot、1本持っていても損はないと思いますよ^^
かなり小型なので紛失にはくれぐれも注意してくださいね!
ナカやん