前回の疑問記事の第2弾です。
なぜダンディハウスやMEN’S TBCでは永久脱毛である針脱毛ができるのか?これだけクリニックの医療レーザー脱毛が認知されはじめ、メンズエステでも光脱毛(フラッシュ脱毛)が主流になっているにも関わらず、なぜダンディハウスやMEN’S TBCは光脱毛を脱毛方法のメインとして採用しないのか?
これも理由がよく分かりません。
針脱毛は時間や費用が掛かり痛みも大きい脱毛法ですが、昔は脱毛と言えば針脱毛しか選択肢がありませんでした。
ですが、今ではレーザー脱毛器や光脱毛器の開発・改良が繰り返されてきたことで、その脱毛効果は非常に高くなっています。
さらに痛みも少なく短時間で終わる、費用も抑えられるということで、クリニックではレーザー脱毛が、メンズエステでは光脱毛がいまの主流。
レーザー脱毛については、歴史がまだ浅いので証明できていませんが、半永久的な脱毛方法と言っても良いレベルです。
なので、歴史としては約150年の実績があり、この実績年数を根拠にして「針脱毛は唯一の永久脱毛」と言われています。
一方でレーザー脱毛の歴史はまだまだ浅くて、1996年にアメリカで白人を対象にしたレーザー脱毛の成功例が最初。つまり、まだ始まってから約25年ほどしか経っていません。日本に入ってきたのはもう少し遅れて1997年のことです。
素人考えで言ってしまえば『20年ぐらい生えてこなかったらそれは永久脱毛だ!』とも言えそうですが、医学的にはそう言い切れないようで、まだまだ長期に及ぶ壮大な実証実験中ということですね。
これがあとプラス75年ぐらい、100年ぐらいの実績が出てくればレーザー脱毛も永久脱毛と言い切ることができるのではないでしょうか。
また光脱毛も『P-NAIN』という光脱毛器に代表されるように、以前と比べて格段に性能はあがっています。
針脱毛は確かに脱毛効果が高くて永久脱毛と言える唯一の脱毛法ですが、今となってはその優位性はかなり薄れていると思うのです。
であれば、針脱毛にこだわる必要性はほぼ無いのでは?とナカやん的には思う訳です。
※ダンディハウスの針脱毛は「ブレンド法」、光脱毛は「美容ライト脱毛」という呼び名になっています。MEN’S TBCの針脱毛は「スーパー脱毛(美容電気脱毛)」という呼び名に、また光脱毛は「エピラッシュ(美容ライト脱毛)」という呼び名になっています。
前回の記事と同様に、直接とある医療脱毛団体の学長さんに電話で話を聞きつつ、ナカやんの推測も含めてまとめてみました。
ナカやん
大手メンズエステが光脱毛ではなく針脱毛を続けるワケ
(やはり)光よりも脱毛効果が高いから・・・
ダンディハウスやMEN’S TBCが針脱毛を続ける理由としては、「そうは言っても脱毛効果が光脱毛よりも高いから」というのが一番の理由だそうです。こう言われてしまうと、確かにナカやんもその通りなのかなとは思います。
特に男性の頑丈なヒゲを脱毛するなら「光ではなく針で」というのが、ダンディハウスやMEN’S TBCの見解。
実際、確かに両店ともヒゲは光脱毛を選ぶことはできず、針脱毛での施術になります。
一般的に光脱毛でヒゲを満足いくまで脱毛しようとすると、30~40回ぐらいは通わないといけないでしょうから、費用のことはともかくとして通う回数は少なくできるかもしれません。
経営的にも針脱毛器を全国の各店舗に大量導入しているので、投資費用や減価償却など税金面のことも多少は関係しているのかもしれませんね・・・
(憶測)他のメンズエステとの差別化!?
あとは他のメンズエステとの差別化ですかね。
いまから新しいメンズエステが針脱毛を導入するというのは、衛生管理やエステティシャンの技術教育、厚労省の通達違反へのリスク、永久脱毛です!と大声で言えないなど、ハードルやデメリットが数多くあります。
逆に光脱毛であれば、投資額はさておき、エステティシャンの教育や指導のためのコストは針脱毛よりも少なく済みます。
そのため新しいメンズエステができても、ほぼ99%が光脱毛による脱毛を採用しています。
針脱毛を扱っていれば光やレーザーで脱毛できない日焼けした肌や白髪のヒゲであっても、問題なく脱毛できますよ!とアピールできますからね。
あとは1本単位で細かくヒゲの形をデザインできる、とかですね。
『針脱毛ができるメンズエステ』として、他との差別化のためにも針脱毛という”武器”をわざわざ自ら手放さなくてもよいという判断もあるのかもしれません。
これはあくまでもナカやんの推測です。
なぜダンディハウスやMEN’S TBCでは永久脱毛である針脱毛ができるのか?