来シーズンのキャンプに備えて、シュラフ・寝袋・敷きパッドなどの洗濯を考えている人に向けて、この記事を書いています。[/safe]
今年度のキャンプも無事終了・・・
テントやタープ、BBQグリルや焚火台、チェアなども、しっかりキレイにして収納も完璧!
そんな時に「あれ、シュラフや寝袋ってどうするんだっけ?直接肌に触れてるし、洗った方がいいのかな?」っていう疑問、ふと湧いてませんか?
ここではシュラフや寝袋の洗う頻度や、失敗しない洗い方、注意点などを紹介していきたいと思います!
次のキャンプに備えてしっかりメンテしときましょう^^
3度ほど使用して洗い方をメーカーに問い合わせたところ、「まだ洗う必要はない」という結論になったからです。
なので、洗い方の備忘録的にこの記事は書いています。もちろん実際に洗うとなったら、ココに書いてある方法で洗うつもりですよ^^
INDEX
洗濯の目安は30泊ほど使った時 or 汚れが目立つ時
まず洗濯の目安ですが、キャンプなどで30泊~50泊ぐらい使用した時や、全体的な汚れが目立つタイミングで洗います。
シュラフ・寝袋の洗濯については中綿やダウンの劣化につながるので、そもそも頻繁に洗うことはオススメできません。
部分的に付いた汚れが気になるのであれば、薄めた中性洗剤を付けた布で拭き、水を含ませた布で洗剤を拭き取ってから、しっかり乾かすことで汚れは落とせます。
全体的な汚れが目立ってきてシュラフや寝袋のカサが減ってきたなと感じたり、ニオイが気になる時に洗う、というイメージですね。
寝袋・シュラフの日頃のメンテナンス
まだ洗うまでには至っていないという場合でも、使うごとにメンテナンスはしておきましょう。
寝袋やシュラフは睡眠中に汗や空気中の水分をたくさん吸収しています。メンテしておくことで保湿性の保つことができたり、劣化を遅らせることができますからね^^
ナカやんの場合は、シュラフを裏返しにして物干しざおに掛けて陰干しをおこない、湿気や水分を飛ばすようにようにしています。
そして、丸1日ぐらい置いておいてきちんと乾燥できたら、表・裏を全体的にファブリーズして、除菌するようにしています。
除菌後は再び風通しの良いところにおいて、ファブリーズの水分が乾くまで放置ですね。
では、ここから実際に洗うとなった場合の具体的な手順を説明します。
洗濯する時は手洗いで優しく洗うコト!
まず、今回の洗濯でイメージしているシュラフは、コスパ抜群のナチュラムのオリジナルブランドであるHilander(ハイランダー)の『2in1 洗える3シーズンシュラフ』をイメージしています。
ちなみに『2in1 洗える3シーズンシュラフ』のスペックは次のとおり。
【SPEC】2in1 洗える3シーズンシュラフ
表地素材:ポリエステル100%(190Tデニール)
中綿素材:ホロファイバー
本体サイズ:W80×H185cm
重量:約2.1kg
ちなみにナカやんも持っているQUICKCAMPのマットの上に敷く『敷きパッド』(現在は廃盤)なんかも同様の方法で洗えます。
【SPEC】敷きパッド
表地素材:コットン
裏地素材:ポリエステルオックスフォード
中材:ポリエステル
本体サイズ:W64×H195cm
重量:約0.7kg
具体的な手洗いの5ステップ
まず中に入っている綿が偏ってしまうので、基本的に洗濯機を使うことは避けましょう。
また、ポリエステル生地が使われている場合は乾燥機の使用もNGです。乾燥機の熱によって中綿や生地が収縮・劣化してしまいます。
では具体的な手洗いの手順を紹介しますね。
洗濯機の「手洗いモード」で洗うことも可能
洗濯機に「手洗いモード」があれば、洗濯機を使って洗うことが可能です。
その場合は、シュラフや寝袋のジッパーを全て閉めてから、大きめの洗濯ネットに入れて洗うようにします。
水温は30度以下、他の物は入れずに単体で洗うことをオススメします。
手洗いモードで洗った後は、脱水機にかけたりネジって絞ると、中綿が傷んでしまいます。
脱水の際は手洗いの時と同様に、上から押して水分を抜くようにしてください。
乾いたバスタオルなどを使って上からトントン叩くようにすると、より早く水分を抜くことができますね。
その後は、綿に片寄りができないように広げてから陰干しするようにしましょう。
プロの手によるクリーニングサービスも
- 自分で洗うのは面倒だ・・・
- 買った当初のようなフカフカ感が欲しい!
- 撥水加工やUV加工なども付けたい。
シュラフ・寝袋クリーニングを扱っている主な業者
メーカー問わず、販売されている多くのシュラフ・寝袋のクリーニングに対応してくれる業者さんがコチラです。
※金額は全て税抜で表記しています。
テントクリーニング.com
形や素材に合わせたクリーニングがウリで、ダニを死滅させる高温処理でシュラフや寝袋を清潔・綺麗にしてくれます。ニオイが気にある人は、別途加工料が掛かりますが、原因となる汗の成分を洗浄してくれる汗抜き加工がオススメです。
金額
寝袋 | 3,520円 |
---|---|
寝袋(羽毛) | 4,180円 |
寝袋カバー | 1,320円 |
各加工料 | 1,060円 |
※汗抜き加工・超撥水加工・花粉防止加工などはオプションになっており、それぞれ1,060円掛かります。例えば、2つの加工をオーダーするとプラスで2,120円となります。
送料
往復送料1,500円
※税抜1万円以上のオーダーで往復送料1,500円が無料に
※元払いで送った場合は一律で750円を値引き
納期
個別にメールで案内したりマイページにて表示
ドロップルーフ
「弾水コーティング」と呼ばれる高い撥水加工がウリの寝袋クリーニングサービス。撥水加工をおこなう前の強力洗浄により、ほとんどのシミを除去することが可能です。
金額
寝袋(夏用) | 4,000円 |
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寝袋(3シーズン) | 5,000円 |
寝袋(オールシーズン) | 7,000円 |
シュラフカバー | 3,000円 |
※撥水加工無しでクリーニングのみを希望する場合は価格の70%の料金で可能
送料
返送送料700円
※送料は沖縄・離島は別途見積り
※業者に送る時の送料は元払い
納期
7月~9月中旬:申込後2週間
上記以外の期間:申込後1週間
※別途早期仕上げサービス有り
洗匠屋
ダウンシュラフのクリーニングをおこなっており、内容は匠洗い + 撥水性 + 帯電防止性 + 抗菌加工 + UV加工となっています。
金額
寝袋(ダウン) | 4,500円 |
---|
送料
返送送料900円
※送料は関東エリアの場合
※業者に送る時の送料は元払い
納期
3月~8月:依頼品到着後3~6週間
9月~2月:依頼品到着後10日~2週間
自社製品のクリーニングサービスを行なっているメーカー
自社のシュラフや寝袋製品に限ってクリーニングをおこなってくれるメーカーがコチラ。
※金額は全て税抜で表記しています。
SnowPeak スノーピーク
中綿を痛めずにシュラフを丸ごと洗うことができ、中綿に付いた汗や雑菌、ホコリなどを綺麗に落とすことが可能です。また、表面の洗浄やシミ抜きも同時におこなってくれますよ。依頼時に撥水加工または防ダニ加工のいずれかをオプションで付けることができます。
金額
化繊シュラフ | |
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クリーニング基本 | 3,700円 |
クリーニング基本+撥水オプション | 4,100円 |
クリーニング基本+防ダニオプション | 4,300円 |
ダウンシュラフ | |
クリーニング基本 | 4,100円 |
クリーニング基本+撥水オプション | 4,600円 |
クリーニング基本+防ダニオプション | 4,800円 |
※撥水加工と防ダニ加工は、それぞれの薬剤が反発するため両方の加工を同時に付けることは不可
送料
返送送料500円
※返送送料500円は5,000円未満の依頼の場合
※5,000円以上の依頼の場合は返送送料は0円に
※スノーピークに送る時の引き取り送料は一律スノーピークが負担
納期
納期は依頼品到着後2週間程度
ISUKA イスカ
寝袋・シュラフの専門メーカーであるISUKA(イスカ)によるクリーニングサービス。保温材そのものの洗浄と、カサ高性能の回復に定評があり、ダウンの寝袋をクリーニングに出す方が多いです。
金額
ダウンモデル | 5,000円 |
---|---|
化繊モデル | 4,000円 |
※支払方法は代金引換のみ
※上記料金以外に支払時の代引手数料300円が別途必要
送料
返送送料0円
※業者に送る時の送料は元払い
納期
納期は1週間~10日間
まとめ
ここまで、シュラフや寝袋のメンテナンス方法や洗い方、クリーニング業者さんについて紹介してきました。
いざテントで寝ようという時に、シュラフや寝袋がシメシメしていたり、ニオイがするとなると、熟睡しようにもできないですよね、、、(泣)
また、カビやダニなどが繁殖してしまうと、アレルギーなどの病気の原因にもなります。自分も含めて小さいお子さんがいるご家庭は特に気を付けたいポイントです。
次回のキャンプで気持ちよく眠るためにも、オフシーズンにしっかりメンテやクリーニングをしておきましょう^^