【基礎知識】そもそもヒゲ脱毛ってどういう仕組みなの?

ナカやんのヒゲ

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POINT
  • 脱毛する=毛を生み出す細胞の動きを止めて、毛の再生をストップさせること
  • クリニックやメンズエステでは電気や熱の力を利用して、細胞の動きを止めている
  • 細胞の動きをきちんと止めないと再び毛は生えてくる

毎朝のヒゲ処理って、ほんとメンドくさいですよね!?

掛かる時間は10分程度とはいえ、朝のバタバタの中での10分は貴重です。

最近では芸能人や有名人をはじめ、ヒゲ脱毛をしている人が増えてきたこともありメンズ脱毛に興味を持つ人も増えてきました。

ここでは実際にヒゲ脱毛に通っているナカやんが、ヒゲ脱毛の基礎知識について順を追って解説していきたいと思います!

「脱毛する」とは?

まず最初に、毛の構造について各部位の名称と働きをイラストで説明します。

ヒゲ脱毛の仕組みを理解するために、ヒゲやムダ毛がどのようにして生えてくるのかを、まずは簡単に知っておきましょう!

ナカやん

当たり前ですが、いちいち細かく覚える必要は全くありませんからね!^^

毛の構造と部位ごとの働き

毛の構造と部位の名称

毛 包毛根を取り囲む部分、いわゆる毛穴
毛母細胞毛乳頭から栄養分を受け取り、細胞分裂を繰り返して毛を作る
毛乳頭毛細血管から受け取った栄養素を毛母細胞に送る部分
皮脂腺皮脂を分泌して毛や皮膚に潤いを与えて乾燥を防ぐ
立毛筋寒さや恐怖などを感じると収縮して毛を立たせる
バルジ領域毛母細胞の元となる細胞(幹細胞)を作り出す部分

ここで大事なポイントは、毛細血管から毛乳頭に取り込まれた栄養素が、毛母細胞に渡って細胞分裂を繰り返すことで毛が作られるということです。

つまり、それ以上毛が生えてこないように脱毛するためには、毛が作られるこの仕組み自体を止めてしまえば良いということになります。

これが「脱毛する」ということですね。ほぼ永久に生えないレベルにまで脱毛することは「永久脱毛」とも言われたりします。

最近では、毛母細胞自体の元となっている発毛因子を作りだす、「バルジ領域」という部分の働きを止めることで脱毛する、という方法も出てきています。

脱毛=ゆで卵を作るようなイメージ

ゆで卵
では、どうやって毛を作り出す仕組みを止めるのか?

結論から言うと、電気の力を利用します。

イメージとしては、生卵に熱を加えてゆで卵を作るようなイメージですね。

生卵からヒナは生まれますが、ゆで卵からは生まれません。熱で固まった黄身や白身は、細胞分裂ができなくなってしまうからです。

これと同様に、電気や熱を加えて細胞の動きを止めることで毛の再生をストップさせることができるのです。

電気や熱の力が足りないと毛は再生する

ただし、私たちがムダだ!と思っているヒゲやムダ毛には、外部の刺激や衝撃から肌を守るという機能があります。

つまり、生物学的には必要性があるから表面に生えてきているわけです。なので強制的に動きを止めても、細胞は再び動き出そうとします。

つまり、毛が再び再生しようとする力(生命力)が強い場合や、逆に電気や熱のパワーが足りない場合は、細胞の動きを完全に止めることができません。

再び毛が生えてきてしまいます。

ナカやん

もちろん細胞にダメージが与えられているので、毛は薄く細くはなりますけどね。ですが、そのまま放置していると元通りの毛の太さに戻っちゃいます・・・^^;

ちなみに「電気や熱を加える」と聞いて、少しビックリする人もいるかもしれませんが、かなり微弱なので、感電したりヤケドしたりするようなことはありません。

適性な出力であれば、心配しなくて大丈夫です。

次のページでは、その電気や熱を加えるためにどういった方法があるのか?現在行われている基本的な脱毛方法について説明していきたいと思います。

[safe title=”まとめ”] 「脱毛」は電気や熱を毛根やバルジ領域に与えることで、毛を生み出す細胞の活動をストップさせること。完全に細胞の動きを止めることで、永久脱毛は実現できます。
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