こんな疑問を持っている人に向けて記事を書いています。
まいど、ナカやん(logfarm111 logfarm111)です。
現在、ナカやんは湘南美容クリニックでメディオスターによるヒゲ脱毛に通っています。
ちなみにジェントルレーズやライトシェア デュエットといった、いわゆる従来型のレーザー脱毛器によるヒゲ脱毛も受けたことがあります。
ここでは
- メディオスターの特徴
- これまでの脱毛器との違い
- メディオスターによるヒゲ脱毛の痛み
- メディオスターの脱毛効果(経過)
- メディオスターのメリット・デメリット
などについて実際に体験した実感を元に、解説していこうと思います。
INDEX
メディオスターNeXT PROによるヒゲ脱毛
メディオスター(正式名:メディオスターNeXT PRO)は毛根より浅い位置にある「バルジ領域」という部分にダメージを与えて脱毛をおこなう、新しいタイプのレーザー脱毛器。
これまでは、毛根にある毛乳頭や毛母細胞自体に直接ダメージを与えて脱毛をおこなう「ショット式」の脱毛器が、どこのクリニックでも使われていました。
ナカやんがこれまでに受けたジェントルレーズやライトシェア デュエットも、全てショット式です。
一方でメディオスターは「蓄熱式」の脱毛器と言われていて、バルジ領域にジワジワと熱を加えることで脱毛を進める、これまでの脱毛理論とは全く違う脱毛器です。
ナカやん
まあ、小難しい話はこれぐらいにしておいて、さっそくメディオスターの「痛み」について説明します。
メディオスターによるヒゲ脱毛の痛み
メディオスターによるヒゲ脱毛ですが、はっきり言えば痛みはあります。
全くの無痛というわけではありません。
これは湘南美容クリニックの相川院長がメディオスターNeXT PROによるヒゲ脱毛を受けている動画です。
開始1分あたりから30秒ほど具体的にヒゲ脱毛を受けている様子が撮影されています。
相川院長は動画で『全然痛くないネ!』と言ってますが、これはヒゲがかなり薄いからですね^^;
ホホやアゴの中でも比較的ヒゲが薄いところであれば、そこまで痛くありませんが、鼻下のヒゲを脱毛する時はやっぱり痛いです。
ただ従来のショット式の脱毛器とは痛みの種類(感じ方)が違う感じですね。
従来型脱毛器 (ショット式) | ピリッとした大きめの痛みが照射するたびに一瞬ある |
メディオスター (蓄熱式) | ピリピリした小さめの痛みが連続してあり、しだいに肌が熱をもってくる |
ショット式は一瞬で「ピリッ」とした大きめの痛みがきます。
メディオスターは同じ部位を4~6回程度なぞるようにして脱毛していくので、なぞられる度に小さ目のピリピリとした痛みに加え、だんだんと肌が暖かく熱をもったような感じ(蓄熱)になってきます。
ナカやん
従来型の脱毛器とメディオスターのどっちがイイの?
痛みに関してはなかなか言葉だけで説明するのが難しいんですが、手放しに最新型のメディオスターの方がオススメとは言えません。
人によって痛みの感じ方が違いますし、痛みに対する好みがあるからです。
ヒゲ脱毛をやっている知り合い(というよりもその人は全身脱毛をやってます)に聞いたところ、
ヒゲ脱毛経験者
と言っていました。
なので、1度受けてみて自分でどちらがイイか判断してもらうしかないのかなとも思います。
少なくとも『脱毛時の痛みが少ない』とクリニックの公式サイトに書いてあったからメディオスターを選ぶ、というのはちょっと違うのかなと。
これまでよりも痛みは少ないかもしれませんが、それはあくまでも”従来型と比較してみて少ないだけ”であって、やっぱり痛いです。
看護師さんも照射前には「痛いですからね~」と言ってかなり脅すと言っていましたw(かなり痛いといって最初にビビらせておけば、実際に照射した時に、そんな痛くないじゃんってなりますよね^^;)
ナカやん
メディオスターによるヒゲ脱毛の効果は?
ヒゲ脱毛の効果についてですが、問題なく効果は出ています。
たまにTwitterとかで”効果が無い”と言われたりもしていますが、これは従来のやり方とは脱毛理論が違うことが原因で、そういった印象になるんだと思います。
従来型脱毛器 (ショット式) | レーザーを照射した後1~2週間経つとポロポロと髭が自然に抜けおちてくる |
メディオスター (蓄熱式) | レーザーを照射された部分はそのまま残るが、その次に生え変わってくる毛が無くなる |
従来型のショット式脱毛器ではレーザーを照射した瞬間、毛根の細胞にダメージが加わるので、1~2週間後にポロポロと髭が自然に抜けおちてきます。
メディオスターの場合は毛根の細胞ではなく、発毛をうながす指令を出すバルジ領域に対してダメージを与える脱毛方法なので、毛根部分はそのまま。
いま生えている毛はそのまま生え変わりのサイクル(毛周期)に沿って自然と抜けていきますが、その後に新しい毛が生えてこなくなる、というイメージです。
なので、従来型とメディオスターでは効果の出方にも違いがあるということですね。
先ほどの痛みのところでもありましたが、この「効果の出方」についても痛みと同様、好みが分かれるところです。
看護師さんに話を聞くと、
看護師さん
と言ってました。
メディオスターのヒゲ脱毛効果の経過
人によってヒゲの濃さや生え方に個人差があるので、以下はあくまでも目安です。
どれぐらいの回数を受ければ自分の希望のスタイルになるのかは、カウンセリングや診察で必ず確認しておきましょう。
髭剃りも楽になってくる頃でホホや首といったヒゲが薄い部位であればツルツルになる人も。
ただし、最初からかなりヒゲが薄い人を除いて、全部がツルツルとまではいかないです。
ヒゲが少なくなるので、これまでに比べると逆に効果をあまり感じづらくなるのもこれぐらいの回数です。
ヒゲが濃い人でそこまで効果を実感できないという人もいるようですが、その場合はメディオスターの出力を上げてもらうか、あるいは従来型の脱毛器に切り替えてもらえないか相談してみるとイイと思います。
ここまで来るとヒゲもかなり薄くなってくるので、慣れも手伝って痛みもあまり感じないという状態ですね。
ヒゲが濃い人の場合は、まだヒゲが1/3~半分ぐらい残っているということもあるみたいですが、ヒゲが伸びてくる期間や復活して生えてくる本数はかなり少なくなるイメージです。
ナカやん
メディオスターによるヒゲ脱毛のメリット
ここからはもう少し細かいメディオスターを選ぶメリットについて紹介していきます。
素早く脱毛が終わる
動画のように、メディオスターは肌にジェルを塗って、その上から何度もなぞるようにして脱毛を進めていきます。
一方で従来型は部位をズラしながら、1回ずつレーザーを照射していきます。
なので、従来型に比べてメディオスターは圧倒的に脱毛時間が短くて済みます。
特に身体や手足といった面積が大きい部分の脱毛だと圧倒的にスピーディですね。ヒゲぐらいの範囲であれば、そこまで大きな違いにはなりませんが・・・
肌の腫れやヒリヒリ感が少ない
泥棒ヒゲの説明と同様、メディオスターは与える熱の温度が低いので、肌の腫れやヒリヒリ感はほとんど感じません。
従来型の脱毛器だと施術直後はもちろん、そこから1~2日間は腫れやヒリヒリした感じがありました。
メディオスターであれば施術直後は多少あるかもしれませんが、家に帰ったころにはもう違和感は消えています。
泥棒ヒゲになりづらい
従来型の脱毛器は、200度を超える熱をヒゲに対して一気に与えてヒゲ脱毛をおこないます。
そのため、その高い熱によって毛や毛穴が膨張してしまい、ヒゲが1週間程度濃く見えてしまうというデメリットがありました。
この脱毛後にヒゲが濃く見えてしまう状態のことを「泥棒ヒゲ」と言います。
一方、メディオスターは70度前後の熱をジワジワと与えていくので泥棒ヒゲになりづらいと言われています。
ただし、これも個人差があるようで、人によってはメディオスターでも泥棒ヒゲになったという人もいます。
なので従来型よりもなりづらいだけであって、100%ではないということは覚えておいてください。
産毛や細かい毛も脱毛可能
基本、ヒゲは太いものですが、たまに細かいヒゲが唇周りに生えていたりします。
メディオスターはバルジ領域を狙って脱毛をしていくため、産毛や細かい毛であっても脱毛効果があると言われています。
ですが、これも効果の感じ方には個人差があるので、話半分ぐらいでイイと思います。
色黒の人や日焼けをしていても対応可能
メディオスターはレーザーの性質上、メラニンへの吸収率が少なく、レーザーの出力も低いので色黒の人や日焼けをしている人であっても脱毛は可能です。
ただし、日焼け直後や肌に炎症が起こっている場合は施術を断られることもあります。
実際にナカやんは初回の脱毛を断られました。
【湘南美容クリニックでヒゲ脱毛NG】照射不可になる日焼けの程度と基準なので、従来の脱毛器に比べて許容範囲は広いけど、基本的に脱毛を受ける時に日焼けNGというのは、メディオスターでも変わりません。
メディオスターによるヒゲ脱毛のデメリット
痛みがないわけではない
これはすでに説明したとおり。
クリニックの公式サイトでも「痛みが少ない」と書かれていたり、個人のブログなどで「痛みがナイ」といった紹介がされていることもありますが、無痛と思っていくとビックリすると思います。
細かなデザイン脱毛ができない
脱毛器を滑らせながら脱毛していくので、細かい形にヒゲを整えたりするデザイン脱毛はメディオスターの苦手分野です。
また、蓄熱式の脱毛のため、皮膚の下に溜まった熱が他のヒゲにどこまで影響を及ぼすのかは読み切れない部分がある、と医師は言っていました。
なので、ヒゲの細かなデザイン脱毛を希望するならば、従来型のショット式の脱毛を選択する方が確実ですね。
最新型がゆえに実績は少ない
メディオスターNeXT PROはここ数年で普及してきたレーザー脱毛器です。
なので、脱毛効果の根拠(エビデンス)がまだまだ少ないのも事実。
10年後・20年後に脱毛した部分がどうなるのかは、まだぶっちゃけ誰にも分からない部分はあるんですよね。
ナカやん
ちなみに日本で最も実績があり、多くのクリニックで導入されているのはジェントルレーズというショット式の脱毛器で、こちらはかなり信頼度が高いです。
それに比べるとメディオスターの脱毛効果の検証はこれからという感じです。
ちなみに同じクリニック(医療機関)であっても、無制限でヒゲ脱毛ができるDr.COBAは、あえてメディオスターを導入していません。
理由は次のとおり。
Dr.COBAは蓄熱式の脱毛機を採用しておりません。
蓄熱式の脱毛機は照射による痛みなどをほとんど感じることがなく治療を行える利点がありますが、無期限ヒゲ脱毛をご提供するにあたり確実な脱毛効果が絶対条件となります。痛くなく脱毛効果が低い機器より、多少の照射反応があり脱毛効果が高い機器を採用します。蓄熱式の脱毛機は女性などの体毛にある程度の効果が得られると考えておりますが、男性などのヒゲに対しては、その効果やエビデンスが不十分であると考えております。
出典:Dr.COBA
このあたりはクリニックのスタンスや医師の考え方の違いと言えますね。
なので自分なりに信頼できるクリニック(医師)を見つけるためにも、診察やカウンセリングを有効活用しましょう。
診察料やカウンセリング料は無料となっているところが多いです。
メディオスターを導入しているクリニック
最後にメディオスターNeXT PROを導入しているクリニックについて少し紹介しておきます。
このあたりはメディオスターによるヒゲ脱毛を受けることができます。
なお、ヒゲ脱毛の料金は従来型のジェントルレーズやライトシェアを使っても、メディオスターを使っても変わりません。
メディオスターだと値段が上がるといったような料金設定をしているクリニックは、(100%とは言い切れませんが)無いので、その点は安心ですね。
少なくとも先ほどの3つのクリニックでは脱毛料金は変わりません。
メディオスターNeXT PROによる脱毛の解説は以上となります。
ナカやんも引き続きヒゲ脱毛を進めていきたいと思います^^